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2006年09月27日

●教会を作り続ける人がいる

スペインのとある村には、教会を一人で建築している人がいるそうです。
……しかも建築許可を取らずに。

BBC NEWS | World | Europe | New hope for Spain DIY cathedral
マドリッド近郊で元修道士が修復している大聖堂に建築許可が下りるかも知れないと、スペインのテレビ局が報じています。

ある建築士は、斬新な構造が補強されるのであれば、自治体が公式な建築許可を下ろすだろうと、テレビで話しました。

フスト・ガリェゴさん(81歳)は、病気が元でトラピスト修道院を辞めた後より、教会を建て始めました。彼は以来45年間、建築工事を続けています。

彼の使用している建材には、スプレー缶やドラム缶、古い自転車の部品なども含まれています。

~調和~

フストさんは、この教会をヌエストラ・セノーラ・デル・ピラール(ピラールの聖母マリア)に捧げました。

この教会はマドリッドのバラハス空港から20キロほど離れた所にあり、しかも飛行ルートの真下に建てられています。

フストさんは、建築許可を申請する事は考えたこともないと、スペインのテレビ局に話しました。「書類なんて、時間の無駄ですよ。」

重要な事は「調和とプロポーション」なのだと、彼は言いました。

しかし、構造工学で博士号を取得した建築家のカルロス・ルイス・マルティン・フェルナンデス氏は、建物を強化すれば目的は達せられると思っているそうです。

「将来、適切なモニタリングが行われ、適切な安定性を持つとわかれば、この建物が安全だと言うことは出来ます」と、彼は話しました。

~いかれてる~

教会は40メートルの高さとドームを持った、見事な建築物です。フストさんは時折ボランティアや親類の援助を得ながら、ほとんどを一人で作り上げました。

廃品から回収してきた建材の他、地元の建設会社から寄付された資材も使っているそうです。

フストさんはアルカラ・デ・エナレスの司教区に教会を建てていますが、カトリック教会は彼に承認を与えていません。

フストさんの業績は、これまで世界中で公表されてきました。彼は自分のブログを持っていますし、Wikipediaには彼の項目さえあるのです。しかし、彼はほとんど資金提供を受けません。

昨年、彼はスペインで清涼飲料のテレビ広告に出演しましたが、彼が手にしたギャラは窓を何枚か作ることに使われただけでした。

毎週何百人もの人々が、フストさんの教会を訪れます。

「彼らは、私がいかれてるって言うんですよ」と、フストさんは言います。しかし、彼はあと20年はかかるであろう工事をつづれる決心をしています。

「私は何もいらないのです。主に与えるものを私は持っているのですから。」

自力で資金集めをして教会を建てる人は少なくないかも知れませんが、自分の力だけで建ててしまおうという人はそういないのではないでしょうか。
しかし、これだけの偉業を成し遂げようとしている人に対し、なぜ教会側は何もしてあげないのでしょうかね。承認を出してあげるだけでもしてくれれば良いのに……。
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コメント


先日web拍手にこのような質問が寄せられておりましたので、お答えしたいと思います。
「フスト 聖堂 マドリッドで調べたらこのサイトしかありませんでした。本当に有名なのでしょうか?」
本文にある通り、スペイン語版のWikipediaにはガリェゴ神父の項目があります。
http://es.wikipedia.org/wiki/Justo_Gallego" rel="nofollow">http://es.wikipedia.org/wiki/Justo_Gallego
また、コマーシャルにも出演しているようですし、スペインではきっと有名なのでしょう。
ただ、日本にはほどんど伝えられていなかった、という事なのでしょうね。

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